ヤンバルクイナと雨の森 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その5 [*OKINAWA 2016 June]
ヤンバルクイナの看板と雨の森
*ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その5
雨に濡れる森、
緑がいきいきしてた。
比地大滝遊歩道を後にし、車に乗り込み、ヤンバルクイナ捜索(笑)の為、国頭環境教育センターへむかうことに。
その道のりに、いくつもの「ヤンバルクイナ注意」の看板。
対向車もなければ後続車もなし、「もしかして道ばたで野生のヤンバルクイナに会えるかも?!」
車のスピードを落としゆっくり走り、路肩に視線を左右にキョロキョロ。
視線の先に、路肩にひょこっと出てきた野生のヤンバルクイナを発見、
「あっ!!」と、カメラを向けたけど、車の気配を感じヤンバルクイナはあっという間に消えて。
見た証拠写真がないから説得力に激しく欠けるけど・・・(;_;)、ほんとに見たのよ?
道すがら4回、それぞれ違う場所で。
足と口箸が真っ赤で体は真っ黒、鶏より小さくて、鶉よりは大きい感じ。
路肩の茂みから突然まるで早回しのようにちょこちょこちょこーって、でてくるの。
そして、こっちの気配を感じて、また早回しでちょこちょこちょこーって、また茂みにいなくなっちゃうの・・・。
もうね、ちょこちょこちょこーって歩く姿が、かわいくてかわいくて・・・。
車の中で、キャーキャー大騒ぎ。(◎o◎)/
うぅ、写真がないから、なんだかなんだかだけど・・・。
そして国頭環境養育センターへ到着、そして大雨・・・。(∋_∈)
それでも、国頭環境教育センターが管理している自然散策路の案内をしてもらう。
個人でお散歩できる自然散策路は2コース、
全長670mバリアフリーの車椅子でもお散歩できるヨンナーコースと、鬼太郎ハウスと全長1,500mのヤマシシコース。
料金は2つのコースあわせて、300円/おとな1人(それぞれのコース料金はなし)だ。
車は国頭環境教育センターの駐車場に止めて行ってよし。
スタッフの方に、このコースでヤンバルクイナに会うことはできるか聞いてみたら、
人の気配を感じたらすぐに隠れてしまうヤンバルクイナ、なかなか難しいとのこと。
ここにくる道中、路肩に4回、4羽のヤンバルクイナに会ったという話したら、
「雨の日は餌を探しに路肩にでてくることが多いので晴れの日と比べると遭遇率は高くなるけれど、
それでも4羽も見ることができたのはとてもラッキーですよ。」と。
ほんぶりの雨だけど合羽持参、合羽を着て、せっかくだからとまた森へ行くことに。
まずは短くてバリアフリーのヨンナーコース。
森に作られた地上3~6mにある木製デッキをてくてく、雨でつるつるすべる。
誰もいない森、足の下も頭の上も、もしゃもしゃでいっぱい。
雨と緑を体中いっぱいあびて。(カメラをできるだけ濡れないようにするのが大変だった。
なんだか体も心もスッキリして、気持ちがとーっても軽くなった。
車をピックアップするために、いったん国頭環境教育センターへ戻る。
トイレ表示は木目の奇麗な板に鳥のシルエット、素敵な表示板。
イタジイの樹にやんばるの森を代表するいきものがプリントされたエコバッグを購入。
雨はふったりやんだり気ままだけど、再び車に乗りこんでもうひとつのコースへ。
「Hearing」「Touch」「Vision」「Smell」、
森では感覚をとぎ澄ませて・・・、森はいいね、心が穏やかになるのがわかる。(*´ -`)
つづく。