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一体感?連帯感?ディープな那覇の夜 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その9 [*OKINAWA 2016 June]

一体感?連帯感?ディープな那覇の夜
 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その9

夕暮れ雨の那覇、牧志の竜宮通り。
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沖縄在住のお友達に教えてもらったお店がこの通りにある。

辺戸岬を後にし、前日食べ損ねた小さな漁港の「国頭港食堂」でランチを食べ、那覇へ戻ることに。
この日はちゃんーんとお昼の営業時間内に漁港に到着。

うほー!「車は止まってないし行列もない、ラッキーかも!!」と・・・、
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入り口に「本日、魚の調達が困難のため臨時休業いたします。」の立て看板・・・。(∋_∈)

立て看板の前で「え〜、ショック・・・。」と、うなだれていると、
通りがかったうみんちゅのお兄さんが、「今日は時化で海に出られなかったんですよ。」と。
「そうなのね・・・。」「それで駐車場に車もない、食堂の行列もないわけね・・・。」
そのうみんちゅのお兄さんに、「お兄さんや村の人がよく行くご飯屋さんを教えていただけませんか?」と、聞いた。

お兄さん、「う〜ん。」と、考え込んで、道路向かいのお店を指差し、
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「近くならそこにある波止場食堂だけど、全部が驚くほど大盛りで僕でも苦しいんですよ。」

よく見ると、看板に「ボリュウムたっぷり」と見えた。
お兄さんはなかなかガタイがいい。
そのお兄さんが食べるのに苦労する大盛り、どう考えてもknäcke達が制覇できる訳はない・・・。
「車があるので、少しくらい離れていても平気です。」と言うknäcke達に、2軒の定食屋さんを教えてもらった。
お兄さん、アリガトウ!!

うみんちゅのお兄さんと別れ、教えてもらった定食屋さんに行ってみたら、
この日に限って2軒とも臨時休業。(∋_∈)
他にも探してみたけれど、時間も悪かったのかもうどこも閉まっていて。
雨は降ってくる、暗くなるまでに那覇に戻りたい、国頭村でのランチは諦めた。

サヨウナラ国頭村、とーってもよいよい2泊3日でした。←またいつか行きたい。
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途中、パイナップルで有名な東村(ヒガシソン)の、道の駅風な小さなお店に立ち寄ったり。
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那覇への戻りも高速は使わず下道で、海を眺めながらバビューン。

那覇手前であまりにもお腹がすいたので、通りすがった大きな道の駅に立ち寄り、
フードコートでタコライスと、かき氷を。
フードコートは屋根あり屋外だったんだけど、大雨と強風で大変だったよ。(- -;*)ゞ

でも、お食事は当たり!、見た目はアレだけど?(笑)おいしいタコライス。ヽ( ´¬`)ノ
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マンゴーとパイナップルとパッションフルーツゴロゴロのかき氷もオイシカッタ☆←有名なかき氷屋さんだったようだ。

と、ココで、knäcke、帽子がないことに気がつく。
あたりを探すも、車の中を探すも、帽子はどこにもない。
なくしてしまった、とーってもお気に入りの帽子だったのに・・・。
帽子をなくすときは、いつだって旅行先だ。(T▽T)ダァー

那覇が近づくにつれ大渋滞。(∋_∈)
そして左手に沖縄本島中部の東西間にどどーんと位置する基地がどこまでも。
那覇の渋滞は有名だけど、時間帯も悪かったのかな。
さらに、左手からYナンバーの車がどんどんでてくるからますます渋滞・・・。

18:00、やっとのことでknäckeの滞在地、牧志のホテルパームロイヤルNAHAに着地。
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シングルルーム予約だったけれどアップグレードされて、ツインの広いお部屋だった。(`Θ`)ノ

19:00に、沖縄在住のお友達おすすめのヤギのお店でおちあうことにして、
ここで、別のところに泊まるお友達といったんお別れ。

外は再び大雨、ヤギのお店の予約をするために電話をしたけれど、誰も出ない。
お休みなのかなぁ?と、思うけど、ココ以外なにも考えていなかったので、
雨が小降りになるのを待って、お店の様子を見に行くことにした。
それが1枚目の写真の、ホテルからも近かった竜宮通りだ。

お店はどうやら営業中のようだ、ドアを開けたら小さな店内はぎゅうぎゅう。
入り口そばのカウンターに座っていたお客さんに、「予約していますか?」と聞かれ。
「19:00にふたりで予約したくて伺いました。」と、答えると、お店の女性に聞いてくださって。
「カウンター席とお座敷の間のすみっこでいいなら。」とのことで、予約完了。

19:00のお友達とお店の前で再会。
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お店のドアを開けようとすると、鍵が閉まってて開かない。
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でも、中からおいしい香りと賑やかさが伝わってくる。(上記2枚は、予約時に撮影。

と・・・、「また娘は鍵を閉めてるのか!」と、お店の女性のお母様登場。
お母様、「あんた、またお店の鍵締めて!!」と、叫びながらガンガン扉をたたく。
すると、またお客さんがドアを開けてくれて、knäckeの顔を見て「予約していますか?」
「・・・、さっきお会いしましたよね?」とは言わなかったけど(笑)、「19:00にふたりで予約しています。」

そして、小さな丸テーブルに丸椅子2つ、お店の女性の指示に従って、
また別のお客さんがお店の隅っこに設置してくださり、無事、着席となりました。

「まずはヤギさしみとビールよね。」なんて壁に貼られたメニューを見ていたら、
「おねーさん達、ヤギ炒めを作ったところでひとつ余っているからまずはそれにしてくれない?おいしいよ。」と。
予約に来た時から、入った時から、いろいろ気づいていた(笑)ので、ここは素直に「お願いします。」と注文。

モザンビークぶりのヤギ、ヤギ炒め美味しい〜♪(店内薄暗いため、写真も暗いです。
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カウンターの中の女性がひとりで切盛りしていて、店内は常連客や旅行者でいっぱい。

調理はその女性ひとりなのでどうしても時間はかかってしまうし、一度にたくさんの種類を調理することは難しい。
なので、誰かがなにかを注文した時に、「同じものいただきます。」と、便乗するのがひとつのコツらしい。
そして、女性が注文を伝票に書く暇もないので、それぞれお客さんが伝票に記入。

ビールの注文をしたいけれど、それどころではない。
隙をうかがってキョロキョロしていたら、カウンターのビール冷蔵庫そばのお客さんに、
「ビールですか?」と、聞いてもらえたのでそのお客さんに注文。
そのお客さんがビールの栓をあけて渡してくださいました。

そうこうしているうちに、ヤギさしみ(写真左下)の注文を入れるチャンス到来。
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白いご飯の上はイカスミの塩辛、絶妙なお味!

ヤギさしみ、プンっと少しにおうけれど、お薬味のニンニクといっしょにいただくと気にならず。
とっても、オイシカッタ。ヽ( ´¬`)ノ

お店での写真はここまで。
というのは、お店のお座敷もあっという間に予約のお客さんでパンパン。
お座敷席とカウンター席の狭間のknäcke達、食べながら飲みながら、
お座敷席の注文をカウンターのお客さんから渡されて、それをお座敷席のお客さんへ渡す。
そして、空いたお皿がお座敷駅のお客さんから渡されて、それをカウンター席のお客さんへ渡す。
そして、予約の電話がじゃんじゃんなる、knäcke達は電話にいちばん近い席。
えぇ、その電話に出て、「今日は予約でいっぱいです。」と、断る任務をいただきました。

そんなで、そこそこ忙しかったのよ。(笑

他にいただいたのは、クワンソウの酢漬け、
そして女性のお母様のお客さん全員へのサービスのソーメンチャンプルーを、お母様の昔話つきでいただきました。
どれも美味しくて満足。

ワイワイとカオスな時間を満喫し、お店を出た。(お会計をすますチャンスがくるまで時間がかかったわ・笑
そうしたら、女性がお店の外まで出て来て、
「こんな店だけど悪く思わないでね、ありがとう。よかったらまた来てね。」
と、缶のウーロン茶をくださった。

こういう雰囲気はイケルとダメに別れちゃうだろうけど、ディープな沖縄としてちょっといいかも。
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お料理の美味しい超個性的でなかなか面白いお店でした、ゴチソウサマデシタ。

つづく。

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