SSブログ

土砂降りの久高島 *梅雨の沖縄、神の島。その12 [*KUDAKAJIMA 2017 June]

土砂降りの久高島 
 *梅雨の沖縄、神の島。その12

土砂降りの朝。
1.gif
バケツをひっくり返したような大雨。

朝、窓の向こうは土砂降り。(土砂降りっぽい写真がないけれど・・・Σ(ノ∀`*)ペチ)
2.gif
静かな久高島に、雨音が響いて。
3.gif
局長さんが、「午前中くらいはお部屋で少しゆっくり過ごした方がいいかな?」、
4.gif
と、言って下さったけれど・・・。

「雨に濡れるのは平気なので、ちょっと行ってきます。」と、自由人。
それに、明日には久高島を離れちゃうしね・・・。
持ってきていた100円ショップで買ったポンチョを着て出かけようとするknäckeたちを見て、
局長さんが軒先きの傘を指差し、「この傘を持って行くかい?」と、言って下さったけど、
「ありがとうございます、豪雨なのでポンチョだけで行ってます。」と、自由人。
自由人の革靴を見て「ゴムサンダルを履いて行くといいよ。」と、
自由人とknäckeにゴムサンダルを貸して下さった。

ありがたくゴムサンダルをお借りして、
5.gif
局長さんに「行ってきます。」と言って、郵便局を出発。
6.gif
薄暗く、ただ雨の音が響く。
7.gif
ポンチョにカメラを包み、時々、取り出して。
8.gif
緑や石垣が、雨に濡れてとっても綺麗。
9.gif
晴れの久高島も見てみたいけれど、
10.gif
雨音が響く久高島って、なんだかいいね。
11.gif
雨の中、てくてく、てくてく。
12.gif
誰もいない道を、てくてく、てくてく。

島の二大祭場のひとつウドゥンミャー(久高殿)にやってきた。
13.gif
左から(写真上)、タルガナー(イラブーの燻製小屋)、カミアシャギ、シラタル宮。
14.gif15.gif
奥の森はイザイヤマと呼ばれる聖域で、立ち入り禁止。

夜に、局長さんから島の暮らしや島のお話を伺っていたんだけれど、

昔、シラタル(百名白樽)とその娘タルガナー(多留加那)が天神地祇を祭り、島の繁栄を祈った場所だそう。
久高祝女と久高根人が祭主で、ここの広場も含めて午年に行われていたイザイホーの舞台となた神聖な場所。
他には、マッティ(麦の収穫祭)、ウブマーミキ(大漁祭)、
ハティグァッティ(お祓い・健康祈願)などの祭祀も執り行われるんだって。

ここ久高殿(ウドゥンミャー)と、外間殿(ウフグイ)では、観光客が見学できる祭祀があるんだって。
その時期はフェリーに観光客がいっぱい乗ってやってきて(フェリーが沈みそうなくらい!だって・笑)、
島民より観光客(観光客は日本人だけでなく、外国人も多いそう。)が多くなるそう。

久高殿(ウドゥンミャー)を後にして。
16.gif17.gif
てくてく、てくてく、雨に喜ぶカタツムリがあちこちに。
18.gif19.gif
やっぱり気になる?沖縄のお墓。
20.gif
てくてく、てくてく・・・、
21.gif
誰も、いない。

てくてく、てくてく・・・、雨の島歩き、
つづく。

nice!(59) 
共通テーマ:地域

nice! 59

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。