イシキ浜をてくてく行くよ
*梅雨の沖縄、神の島。その15
雨音と雨の匂いの中を、
てくてくゆくよ。
大雨で、視界に白くもやがかかって。
小さな島を、のんびりてくてく。
大きな水溜りを、じゃぶじゃぶ進んで。
赤い、花。
緑がわさわさ、雨に濡れてペカペカ。
イシキ浜のサイン、見つけた。
小道を、てくてく。
足元がわさわさ、蚊がいっぱい隠れている。
痒い・・・。ヽ(´Д`;)ノアゥア...
小道を抜けると、目の前はイシキ浜。
枯れた木も、まぁるい珊瑚も、割れた石も、いいね。
砂浜には、緑がわさわさ。
珊瑚や石がごろごろ転がって。
砂浜や岩場を、のんびりてくてく。
イシキ浜は、五穀が入った壺が流れ着いた浜で、
それから久高島、沖縄本島へと穀物が広まったとされる伝説の場所。
ウプヌシガナシー(健康祈願)の祭祀は、ここから祈りを捧げるんだって。
ここは遊泳禁止。
島内の、植物・砂・珊瑚・岩などは、持ち出し禁止。
それはそこにあることが自然であり、
それをよそへ動かすことはバランスを崩すということだから、だったかな。
島のものを持ち出し、その後、悪いことが続いたため、
その持ち出したものを返しに戻ってくる人が、いるとかいないとか・・・。
イシキ浜も、とても色が素敵。
ちょっぴり、ノスタルジック。
もう少し、島歩き。
つづく。