ちょっとがっかりな硫黄沼 *ローカルバスで汗だく温泉な旅 その16

ちょっとがっかりな硫黄沼

 *ローカルバスで汗だく温泉な旅 その16

自由人、硫黄沼へ遅れてたどり着いたknäckeの方を振り返りひとこと、

「バスクリンを入れたような、微妙な沼だよ。」

硫黄沼はその名の通り、硫黄の成分を含んだ沼。

沼の色は、天候に左右されるようで、黄色が強い日があれば、鮮やかな緑色の日もあるらしい。

緑色・・・、よね？

でも、鮮やかではない、よね・・・？

この時は雨ではなかったけれど、快晴でもなかった。

こうして写真で見ると、実際見た色よりは、ちょっと綺麗な色に写っている。

微妙な硫黄沼を後にし、この先にある唐滝に向かってさらに山道を進む。

でも、硫黄沼から唐滝へはまだまだ時間がかかりそう。(後で調べたら、約25分だって。)

唐滝へ行ったら、思っているバスに乗れない。

ということで、引き返すことに。

ただ、ここまで40分くらいかけて歩いてきた道を、下りとはいえ20分で戻らなければバスに間に合わないって。

その次のバスは1時間40分後・・・。

バスの本数は少ないし、バスはそんなに遅い時間まで走っていない、夕食だって食べたい。
なので、思っているバスに乗って行くしかない。

と、いうわけで、山道を文字通り駆け下りることになった。( ；∀；)

途中、何度か派手に転びそうになって、危なかった・・・。

山道を駆け下りて、ゼーゼー言いながら早歩き。

アスファルト舗装の道に、毬栗。

先を行く自由人に「急いで！」と声をかけられる。

もう走れないよ・・・。

「これって旅行だよね？トレーニングじゃないよね？？」自由人との旅のいつもの疑問・・・。

バスに間に合ったよ、よかったよ・・・。

つづく。

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