田中一村とのんびり時間と島ごはん *女子旅、田中一村な旅。その3 [*AMAMI OSHIMA 2018 Jun.]
田中一村とのんびり時間と島ごはん
*女子旅、田中一村な旅。その3
*女子旅、田中一村な旅。その3
ホテル館内には、田中一村のリトグラフが飾られている。
MaMaは家◯画報でチェックしていたというホテルが希望だった。
でも、knäcke達のスケジュールでは予約が取れなかったの。
それならと、美術館に近いところがいいなと探してでてきたのがこのTHIDA MOON(ティダムーン= 太陽と月)だった。
調べてみるとこのホテルは田村一村の版権を持っていて、いくつかの原画を所蔵していることがわかった。
美術館に近い、海にも面しているし良さそうと言うことでknäcke勝手に決定。
館内には一村の3作品の本物が飾ってあるそうなんだけど、
この約1ヶ月後に滋賀県の「佐川美術館」の20周年記念の第二弾特別企画展、
「生誕110年 田中一村」展の為、貸出中で残念。
このホテルのスタッフみなさん、とてもホスピタリティーに溢れていらして。
knäcke達が田中一村特別展の為だけに、そして第Ⅰ期と第Ⅱ期のスケジュールに合わせて奄美大島を訪れたと知られたようで、
滞在中、そのことについていろんなスタッフさんに声をかけていただいた。
このホテルの専務さんがスタッフさんへの芸術や文化などの教育に力を注がれているそうで、
スタッフ皆さんが田中一村や奄美の文化や造形にお詳しくて、とても楽しかったよ。
売店のスタッフさんは、このホテルが田中一村の版権を持つことになったきっかけや、
奄美大島では田中一村自体があまり知られていないこと、また今回の特別展があることも、
それが第Ⅰ期と第Ⅱ期と分かれていて作品が入れ替わることも知られていなくて残念。
ということなどもお話してくださって。
そうそう、この3ヶ月前には「お宝鑑定団」に一村の屏風絵が出たそう。
それは知らなかった、見たかった・・・。
余談だけど、このホテルが田中一村の版権を持つことになったきっかけ。
このホテルは大島紬の製造メーカーが経営するホテルで、館内には大島紬美術館がある。
2005年のとある日、
ホテルの専務さんが知人から「奄美ゆかりの画家の対策が売りに出ており、アメリカの方が買おうとしている。
しかし、売主はできれば日本に残したいと言っているので、一度みてみませんか?」と、声をかけられたそう。
そこで専務夫婦で出向き、その作品を見せてもらったところ、あまりの美しさに一目惚れされたんだって。
その時、絵から「アメリカに行きたくない。」と言う画家の声が聞こえてきたそう。
そしてご夫婦で相談され、購入されたそう。
その時、その絵は1,200万円だったらしい。
それが一村の版権を持ち、いくつかの原画を所蔵するきっかけとなったみたい。
よく冷えたグァバティーをいただきながら、お食事の時間などの説明を受けて。
お部屋は広いし見晴らしはいい、ありがとうMaMa大蔵省、ありがとうMaMa Money。♪( ´θ`)ノ
向こうに小さく、一村の作品に出てくる岩が見えた。(写真左上/右中の三角)
前日の地震で1日遅れのこの日、到着後すぐに美術館に向かって鑑賞。
MaMaはもちろんknäckeも疲労困憊。
温泉にゆっくりつかって、目覚ましをかけて夕食まで爆睡・・・。
温泉は4種類の薬草風呂があり(男性は3種類だそう)、knäckeは月桃の湯がお気に入り。
平日で時間も早かったからか、MaMaと貸切でのんびりできたよ。
とっても気持ちよかった。
デザートもね。
お食事はどれも美味しくて大満足。
島の食材もとても興味深く。
お腹いっぱい、ごちそうさまでした♬
階によってみんなデザインが違うよ。
食後は売店でちょっとパッションフルーツやシャーベットのお買い物。
売店のスタッフさんと田中一村のお話に花が咲き。
お部屋で買ったものを食べて温泉、そして早々に就寝。
つづく。