大きな岩の風景を探して、美しい棚田の風景。 *レンタカーでもいっぱい歩く旅 その23 [*ASO TAKACHIHO 2018 Sep.]
大きな岩の風景を探して、美しい棚田の風景。
*レンタカーでもいっぱい歩く旅 その23
棚田に実る稲穂、
静かでとても美しい田園風景。
「大きな岩のある風景を見に行こうよ。」と、
高千穂神社で購入した本「高千穂の神社」のあるページの写真を見ながら自由人。
覗き込むと、民家の庭？野原？に巨大な岩がどーんといくつか。
なんとも宇宙的な不思議な風景。
その風景を探しに出発。
今にも泣き出しそうな空、山道を車は進む。
くねくねと細い道を「間違ってないよね？」なんて言いながら、
・・・と、美しい田園風景が現れて。
棚田だ。
山の斜面に合わせて曲線に作られた棚田、
機械は入りにくいだろうし手作業も多いだろうな。
清らかな山の水で育つお米は、間違いなく美味しいね。
思いがけず美しい棚田の風景、
何度も車を止めて眺めて。
でもでも・・・、「そうれそうと、大きな岩の風景はどこ・・・？」
「間違ってないはずなんだよね、この辺りなんだよね・・・、」と、自由人。
ゆーっくり走らせた車から、左右前後をきょろきょろするknäcke。
途中、シニアカーに乗るおじいさんを発見！
車を止めて「大きな岩のある場所、ありますか？」と尋ねる。
おじいさんは「え？大きな岩？この辺だよ、あるけれど、そんなもの見てどうするんだい？」と。
「不思議な面白い風景なので見にきたのですが、見つけられなくて。」と答えると、
「このまま道なりに行けばあるけれど、そんなものわざわざ見に来たのか？」って。
「そうです、見に来たんです。」って答えると、
「わざわざ来て見るほどのものでもないよ、物好きな人もいるもんだねぇ・・・。」っておじいさん苦笑い。(笑)
苦笑いのおじいさんとお互い「お気をつけて。」とお別れ。
間違ってなかったね、このまま行ってみようと車をまたゆっくり走らせる。
「ありがとー、おじいさん。」
そのままに道なりに行くと、あった、大きな岩。
・・・、え、でも、これ？なんだか・・・、違う、すごーく・・・違う。
ここじゃない？とまた車を走らせて、大きな岩、これは絶対違う、大きい岩だけど。(写真上)
もやもやしながらきょろきょろして「っぽい」風景発見。
「んー、っぽいけどこれ？どうだろ・・・？」
本の写真と交互に見比べるけれど、そうであるようでそうでない。
だいたい写真は上空から撮影されたものだ。
見ている場所も角度もみんな違う、あまりにも違いすぎる。
でも、knäckeたちは今いる場所からしか見ることができない。
この後、しばらく探したけれど、結局この岩が一番「っぽい」感じだった。
でも、それが本に出ていた場所かどうかは今でもわからない。
もやもやのまま終了。
でもでも、「大きな岩のある風景」と言うことだけは間違いないよね・・・。
それに、思いがけず美しい棚田の風景を見ることができたからよかったよね。
来た山道を戻っていると、
野生の鹿(写真上・白丸)発見！
つづく。
