古い石積みの風景 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その21 [*OKINAWA 2016 June]
古い石積みの風景
*ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その21
約600年前の石積みと推定されているらしい。
石積みにわっさーと緑、地味に静かに美しい。
蚊の大群に襲われて、グッタリしながらやってきたのは、
琉球創世神、アマミキヨが築いた琉球七御嶽のひとつ、南城市にある玉城城跡(たまぐすくじょうせき)にやってきた。
うぅ、緑がもっさもっさ・・・、やっぱりここでも蚊との戦いだ。
ここは「別名”アマツヅグスク”とも呼ばれ、本丸門はニライカナイに通じると伝えられている。」
駐車場と思われる野っ原に車を止め、
標高180mの頂上にあるグスクの城門を目指し、
足下のもっさもっさ緑をもっさもっささせながら進む。
城の城門までは木製の長い階段で繋がっていて、息を切らしてのぼった。
城の城門は石灰岩をくりぬいた印象的な円形。(細かい雨がずっと降っていて空色が残念
門をくぐって振り返る、門の向こうには眼下に広がるゴルフ場、正直、微妙だった。(苦笑
それでも、標高180mの城門内も手つかずの自然そのままで。
地味で静かな雰囲気がとてもよかった。
もっさもっさ緑に、黒アゲハを発見。(写真左下・・・、見えるかな??
これで蚊がいっぱいじゃなかったら・・・、いいんだけど。(- -;*)ゞ
仕方ないね、だからこその風景。
眼下に広がる風景も眺めて、
また長い階段をてくて、くだった。
玉城城跡(たまぐすくじょうせき)を後にして。
再び車に乗って、糸数城跡(いとかずじょうせき)という案内板を見つけて、行ってみる。
糸数城跡(いとかずじょうせき)は、現在の糸数村落南側の断崖上に築かれた古城。
築城年代は不明だけど、おそらく三山分立時代の初期14世紀前年の築城だと思われているそう。
ここも玉城城跡(たまぐすくじょうせき)と同じく、手つかずの自然そのまま。
あまりにも日常とかけ離れた風景、
古い石積みが、やっぱりとても美しくて。
時間を忘れそうだった。
晴れた日の風景を見てみたいな。
つづく。