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レトロ色の樋川 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その20 [*OKINAWA 2016 June]

夢の中にいるような、
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ピンぼけがぴったりな、そんな時間でした。

垣花樋川(かきのはなひーじゃー)の後にやってきたのは、
平成7年に国定指定重要文化財に指定された仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー)だ。
仲村渠集落の共同用水施設で、沖縄の伝統的な石造井泉を代表するもの。

いきががー(男性用水場)、いなぐがー(女性用水場)、広場、排所、共同風呂、かーびら(石畳)によって構成され、
敷地北側からの湧き水を貯水槽に貯え、水場へ流して使用されていた。

昭和30年代に簡易水道が敷設されるまでは、食用、洗濯、野菜洗い、水浴びなどの生活用水として利用されていたが、
現在は主に農業用水に利用されているそうだ。

小雨が降っていた。
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そんな空と時間が関係したのか、このあたりだけレトロ色に包まれていて。
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ちょっと不思議な感じがしたよ。
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大きな樹木がどっしりと石畳に根をはっていた。
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芸術的ね、石畳を縫うように根。
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でも、ここ・・・、蚊がとにかく多くて、knäckeだけでなくお友達も蚊に襲われる。
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手で蚊を払いながら、足踏みしながら、止まってなんていられない。

透明で冷たい水がじゃぶじゃぶと流れる湧き水で、
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刺されたところを冷やすために、手ぬぐいを濡らすも・・・、
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その間にも蚊の大群に襲われる。
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ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!

慌てて車の中に逃げ込んだけれど、もちろん蚊も一緒に車の中へ・・・、そして車の中は惨劇。
蚊との戦い、わーわーきゃーきゃー、レトロ色が色あせた瞬間。(T▽T)ダァー

虫さされの塗り薬を塗りたくり、メンソールの香りが充満する車で、次の目的地へ。
その目的地とは・・・、
海坐に置いてあった雑誌で、南城市にアトリエを持つ木工作家さんを知った。

丸太から切り出した塊から削りだされる器、木肌の美しいナチュラルエッジの個性的な作品が印象的で。
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その作家さんにコンタクトをとり、アトリエを見せていただくことになっていた。
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敷地内には「胃袋」というレストランが併設されていて。←いつかここで食べてみたい。

アトリエで、沖縄に生育するアカギを使ったプレートを購入☆☆
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生木のまま仕上がりに近い所まで整形し乾燥させるためにできた縮みだったり、
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木材の欠けをいかしたデザインがとても素敵。

これとは別にアカギの器をもうひとつ、足が少し高くなった個性的な形の器を購入したけれど、
それは写真を撮るのを忘れてお土産で渡してしまった。
それもとっても素敵なんだけどな、写真撮り忘れがとっても残念。
またいつか、この木工作家さんのアトリエへお買い物に行きたいな。

つづく。

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