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曇り空の海、静かな海、 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その22 [*OKINAWA 2016 June]

年末年始は、ただただ飲んで食べて・・・。ヽ( ´¬`)ノ
そして世間より長めにお正月気分を引きずり、気がつけばもう2月だという現実。
今年もきっと、あっという間に終わってしまうのね、・・・、と、思う今日この頃。
間延びしている沖縄のお話、ゆるゆると再開です。(●´∀⊂)ペチッ


静かな海、静かな時間。
 *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その22

晴れていたら、こぼれ日がきっと奇麗だっただろうな。
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根がはった森をてくてく。

今にも泣き出しそうな空色の中、森をてくてく、めざすは海辺の浜川御嶽(はまがーうたき)。
百名ビーチ北端の崖上に地位座している御嶽。
浜川とは海辺の湧き水のことで、その泉がはまがー(浜川)という御嶽名になったと言われている。
「アマミキヨが仮住まいした場所と伝えられている地。
古くから大東島への遥拝所として知られて来た御嶽。」

ときどき足を止め、ときどき大きな木を眺め、てくてく。
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そして到着・・・、と、お社のむこうに現地の方がお参りされているのが見えたので、
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少し離れた場所でそっと休憩。
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そしてknäcke達もお参り、お線香の香りがほんの少し残っていたよ。

次に向かうのは、ここから50mほど離れた海中にあるヤハラヅカサ。
百名の浜川原にある拝所。
琉球祖先神・アマミキヨがニライカナイ(海のかるか彼方にある神々の住む理想郷)から渡来し、
久高島に降り立ち、次に本島に降り立った、その最初の地とのいわれがある。
「アマミキヨが海の彼方から最初に降り立った地、
石碑は満潮時には海中に没して見えなくなり、干潮時に全貌を表す。」

knäckeの日常にはない風景の中、
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気持ちが現実の世界にうまく戻れるか心配しながら、てくてく。

浜辺のおおきな木の下であそぶ親子のグループ。
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そのむこうに引き潮の海 、そして小さく石碑が見えた。
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おおきな木の下をくぐれば足下には珊瑚、そして砂浜。
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引き潮のゴツゴツした海を進むと、そこにヤハラヅカサと彫られた石碑。
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干潮時を狙って来た訳じゃなく、
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knäcke達にとっては偶然の引き潮、ヨカッタ。

引き潮の海から砂浜を見れば、そこにゆったりした時間があって。
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砂浜の一角にはピンク色のお花の咲く緑がいっぱい。
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ここには今のknäckeの生活にない時間軸があったよ。
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懐かしかった時間軸。

つづく。

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