久高島最北端に立つ
*梅雨の沖縄、神の島。その9
久高島最北端の岬には、
南の島らしい植物がいっぱい。
郵便局の営業時間はすでに終わって。
周囲8kmの小さな島とはいえ、ここからカベール岬は約3km弱。
急がないと、暗くなっちゃうよ・・・。
自由人は、岬まで30分で歩くというので、とにかく急ぐ。
雨がまた降ってきたこともあって、カメラを濡れないようにシャツにくるみ、とにかく早足で。
カベール岬まで、とにかく急ぐ!!
両脇に、緑がわさわさの海岸植物群落。
この一本道の先に、カベール岬。
雨はあがって。
波の音を聞きながら、誰もいない岬をてくてく。
ここは、沖縄の祖神アマミキヨが降り立ったという伝説が残る神聖な場所。
晴れていたら、きっと美味しい夕暮れ色を見ることができるんだろうな。
ゴツゴツした岩場を、
南国の植物を見ながら、のんびりてくてく。
岩場を浜へ降りて。
夕方になっても変わらず蒸し暑いけれど、
波の音と雨の匂い、そして海風で、とっても気持ちがいい。
沖縄の「最◯端」の海辺では、いつもモザンビークの海を思い出す。
でも、それは干潮時でないとくぐることはできないらしいけれど、
それって、どこにあったのかな・・・。(- -;*)ゞ
カベール岬を後にして、海岸植物群落の一本道を振り返る。
晴れた日にまたいつか、ね?
つづく。