SSブログ

東御回り(ありがうまーい) 聖地巡礼スタート *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その12 [*OKINAWA 2016 June]

東御回り(ありがうまーい) 聖地巡礼スタート
  *ヤンバルクイナと気ままに巡礼 その12

坂の途中から、むこうに海が見えた。
1.gif
何でもない風景だけど、穏やかだなぁ。

3人で朝食をとり(あれれ、ベーコンがはみでてる・・・。)、
2.gif3.gif
沖縄在住のお友達が持って来た沖縄ローカルドリンク「ミキ」を、飲んで。

「ミキ」は、白米をベースにした甘い飲み物。
缶には「ミキ」の上に、「飲む極上ライス」とある。
とろみのある白濁した液体はまさしくご飯を甘くしたような味、とのことだけど・・・。(;◔ิд◔ิ)

沖縄在住のお友達はこれからお仕事、その前に彼女の車でレンタカー屋さんへ送ってもらって、そこでお別れ。
また2人になって、1泊2日で東御回り(ありがうまーい) 聖地巡礼へ、南城市に向かって出発。

「遥か昔、大海原に彼方・ニライカナイから南の島のある浜辺に神が降り立った。
神の名はアマミキヨといい、グスクを構え、子供をつくり、稲を植え、そして人々の世を創った。
いつしか人々から祖霊神と呼ばれるようになり、御獄に祀られ、国家安泰や五穀豊穣の祈りの対象となった。」

古来、沖縄では太陽の昇る東方のことを「あがり」と呼び、
そこは理想郷・ニライカナイのある聖なる方角であると考えられていた。

東御回り(ありがうまーい)とは、
創造神・アマミキヨがニライカナイから渡来して住みついたと伝えられる聖地を巡拝する行事。
首里城(knäckeは今回、訪れなかったけど。)を中心として、
太陽が昇る東方(あがりかた)、または東四間切(あがりゆまじり)といわれ、
太陽信仰と密接な地域であった玉城、知念、左敷、大里に点在する聖地をまわる巡礼を称したものなんだって。
その起源は国王の巡礼といわれ、王国の繁栄と五穀豊穣を祈願する行事として始められたらしい。

そんなわけで、東御回り(ありがうまーい) は、琉球の精神文化にふれることができる、ようだ。

那覇を離れ、1時間くらいかな?与那原町にある「御殿山(うどぅんやま)」に到着。
ここは、「天女が降り立ったともいわれる伝説の地。
聞得王君の御新下りの際、仮御殿が造営され、国王や聞得王君の久高島参拝の発着地でもあった。」

住宅街の細い道を抜けて、案内板がでてたけれど、ちょっとわかりにくかった、かな・・・。
4.gif
古くは海辺であったことから、「浜の御殿」とも呼ばれているらしい。(現在は川のそば
5.gif6.gif
沖縄の人々の普通の生活に寄り添う史跡、なのね、きっと。

そして次にやって来たのは、
聞得王君の御新下りの際、霊力を得る儀式・御水撫でがおこなわれた霊泉、
与那原町にある「新川(うえーがー)」だ。
ここは、「御水撫でや東御回りの御用水が汲み上げられた霊泉。
御殿山い舞い降りた天女の御子の産井とも伝えられ、人々の憩いの場としても親しまれる。」

住宅街の公園の中にあり、コミュティーセンターのような小さな施設があって、
7.gif
knäcke達を見つけたそこのスタッフの方が、いろいろお話をしてくださって。
8.gif9.gif
最後に、ここの聖水と塩のはいった小さなお守りを持たせていただきました。(*´ -`)

そして次は、坂のある見晴らしのいい場所にあるいびの森、
琉球三山統一を果たした小巴志(しょうはし)ゆかりの地、南城市にある「場天御獄(ばてんうたき)」にやってきた。
ここは、「琉球三山統一を果たした尚巴志の祖母・佐銘川大主が祀られている御獄。
現在の場所は移転地で、いび御獄のほか5つの拝所が点在する。」

なんとなく巡礼の雰囲気度がアップする、熱帯ジャングルのような森にある。
15.gif16.gif
木の幹も根も、力強くて。
10.gif
でも、でも・・・、
11.gif12.gif
蒸し風呂のように暑い中、長袖を羽織り、虫除けをたっぷりふりかけているにもかかわらず、
13.gif14.gif
ぶんぶ〜んと、蚊が襲ってくる、knäckeだけにだ。(T▽T)ダァー

お友達と滝ような汗をかきかき、
17.gif
さらにknäckeは蚊に襲われ、たくさんの刺され痕はぷっくり大きく膨らんで繋がって・・・、
18.gif
そうして巡礼は進むのであった。(*_*)

つづく。



nice!(57) 
共通テーマ:地域

nice! 57

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。