復旧工事中の阿蘇神社 *レンタカーでもいっぱい歩く旅 その5 [*ASO TAKACHIHO 2018 Sep.]
復旧工事中の阿蘇神社
*レンタカーでもいっぱい歩く旅 その5
山を見るたび「あれって阿蘇山？それとも違う山？」と、悩むけれど、
何にしてもとても綺麗だ。
雲海薬師温泉を後にして、次は阿蘇五岳のひとつ、鳥帽子岳に湧く「地獄温泉」を目指し出発。
阿蘇駅近くの「道の駅 阿蘇(ASO田園空間博物館)」に寄り道。
くまモンがお出迎え。
季節の野菜や果物、生肉や乳製品、スイーツやお弁当まで阿蘇の特産品がいっぱい。
缶ビールがのパッケージは阿蘇オリジナルデザイン(写真左下)だ。
クスノキチップのサシェやとうがらし粉(写真右上)、他に熊本産の紅茶やきな粉風味のナッツを買ったよ。
道の駅の駐車場に車を止めたまま、すぐ近くにあるJR豊肥本線「阿蘇駅」にも行ってみた。
真っ黒！
駅舎の中へ入ってみるけど、誰もいない。
もちろん前日に訪れたJR豊肥本線市ノ川駅同様、
熊本地震および6月の豪雨の影響により寸断されれたため復旧中で、運休中。
現在も運休中、通勤通学時間には臨時的な処置としてバス輸送が行われているそう。
線路向こうにある綺麗な平家の白い暖簾には、星マークと「火星」の文字。
「ななつ星」乗客のためのレストラン。(ななつ星が停車していない時間帯は乗客でなくても利用可)
再び車に乗ってやってきたのは、阿蘇神社。
駐車場に車を止めて、工事用フェンスの向こうに見えるのは養生シートのかかった阿蘇神社。
ここにも熊本地震の爪痕がくっきり残っていて。
境内には地震後の写真が工事用フェンスにかけてあった。
拝殿も桜門も倒壊している。
復旧にはまだまだ時間と労力とお金がかかることがわかる。
用材調達もきっと大変だろうなぁ・・・。
復旧作業中ではあるけれど、お参りは可能。
復旧のための資金は阿蘇神社だけでなく、
寄付も含め県や市など各方面も協力されているよう。
阿蘇神社がいつかもとの姿に戻ることを願って、お賽銭は少し多めに納めた。
境内にあった「願掛け石」、
心に願いことを念じこの神石を3度撫で、さらに願い事を唱えるといいらしい。
立派な第1神陵の神杉を眺めて。
御朱印を受けて、
復旧の少しでも助けになればと赤い色をしたお神酒を購入。
阿蘇神社すぐ横に見つけたとっても素敵な！アンティーク時計を扱う「みやがわ時計店」発見。
中には日本だけでなく海外の柱時計がいっぱい！
店主の方から柱時計のお話をたくさん伺えてとっても楽しかった。
とっても気に入った柱時計があって。
「自由人が買って帰ろうか？」と言ったけれど、今は狭い借り物住まいで柱時計を掛けられるところがない。
「いつか家を買った時のために。」と言うけれど、機械ものは使ってこそ。
「いつかわからないその時のために、それまでしまって寝かして置くのは時計に良くないんじゃない？」
「だからお家を買った時、またここに来てその時に買おうよ。」とknäcke提案。
その時はいつかわからないし、こないかもしれない(鬼汗？)けれど、いつかの楽しみに。
その時に、今回気に入ったものはきっともうないだろうけれど、その時にある中からお気に入りが見つかるといいな。
お家の雰囲気に合うものを選びたいものね。
店主さんに、「お家を買ったら、その時にまた伺って購入したいと思います。」と言って、
「またいつか、必ず。」と約束をして、店を出た。
さぁ、地獄温泉へ、と思ったら・・・、「行きたいところがある。」と、自由人。
車でサクサク来た旅、早くもいっぱい歩く、歩かされる旅の始まりとなるのであった・・・。
つづく。
