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水玉に魂を持っていかれる [knäckeな日々(JPN)]

今年も、ほぼほぼ去年のおはなしで終わっちゃう・・・。
今年こそ、去年の積み残しを全て記録するだけでなく、今年のおはなしは今年に記録し、
積み残しなしで来年のブログを迎えようと思っていたけれど、やっぱり無理。
今年も積み残し満載です。
来年こそ積み残しのないように・・・なんてもう言わないです・・・。

どどーんと大きな南瓜。
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黄色に黒の水玉。(水玉の部分はペイントと穴)

去年の夏、knäcke帰省時のknäcke MaMaと一緒にちょこっとおでかけ。
今年の2月に閉館(お友達情報で知った・・・。)してしまった、祇園甲部歌舞練場内のフォーエバー現代美術館。
ずっと行きたいって思っていた「フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 永遠の南瓜展」のおはなし。
一部撮影可。

蒸し暑い京都の夏、
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花見小路を汗だくでてくてく、祇園甲部歌舞練場へやってきた。
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門をくぐると、大きな南瓜がお出迎え。
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秋田市外旭川の医療施設から出張中なんだって。
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高さ約4.2m・横約5m・重さ約800kg/繊維強化プラスチック製

早速美術館内へ、外国人観光客率高し。
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「黄樹」1992年 アクリル キャンバス
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じっと見てると、ぞわぞわしてくる・・・。

館内は総畳敷で、
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壁は展示室ごとに、浅葱色とか弁柄色とか日本古来の色彩で、
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独特な展示空間になっていて。
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お庭も綺麗。

シルクスクリーンやエッチングの作品など、どれも気が狂いそうなくらい繊細ででも大胆。
独特の世界観が渦巻いていて、作品の前に立つと、途中、息苦しくなるほど。

「私の魂を乗せてゆくボート」1991年 ソフトスカルプチャー
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大広間の舞台の上に置かれた大きな立体作品、
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既製品の手漕ぎボートの表面を、布製の突起物で覆い尽くしてあって。
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写真ではよくわからないけれど、突起物のところどころにフルーツのような形をしたものも。

アイコンである南瓜以外の作品以外にも、不思議な魅力のある作品がたくさんあって。
その世界に吸い込まれ、生気を吸い取られていく・・・。

展示室への移動途中、ミュージアムショップとカフェ。
生気を少しでも取り戻すために、カフェに着地。
ここでも草間ワールド。

ファンシーな彩りのおいり入りのぜんざいはSold Out.
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MaMaは真っ白な白玉にレッドカラントで水玉な、水玉あんみつを。
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ボウルもソーサーもかわいい。
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このボウルとソーサーのセットが欲しかったけれど、販売していなくって残念・・・。
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ピントが合ってないけど、knäckeは水玉グラスに入ったフルーツいっぱいのパフェを。

カフェ横のミュージアムショップで、
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手ぬぐいとマグネット、ハガキ色々、
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賑やかなクリアファイルとマスキングテープを買ったよ。

かわいい美味しいで生気を取り戻し、展示室へ進む。
展示室の中に仕切られた空間があった。

「宇宙にとどけ、水玉のかぼちゃ」2009年 ミクストメディア
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ピカピカのメタリックなかぼちゃと鏡の反射、赤が目に刺さる。
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水玉ミラーでかぼちゃの世界が増殖。
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高さ2mのアルミ製のかぼちゃ。
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かぼちゃの世界に飲み込まれ、クラクラしたよ・・・。

最後の展示まで見て、少しもどってもういちど。
もうクタクタ・・・、生気どころか魂を持っていかれた感じ。
別の美術館で見た草間彌生展よりパンチがあったのは、大正2年建設の伝統的日本建築空間で水玉の世界を鑑賞したから?
当たり前だけど、どんな作品展も、どこでどんな美術館で開催するかで、同じ作品展でも大きく印象が違うよね??
とってもよかったです、魂抜けたけど。(笑)

この時は、この作品展が終われば閉館だなんて知らなかったので、
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また来年、元気な時!に見に来ようって思ったのになぁ、とっても残念・・・。

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