SSブログ

初夏のSkogskyrkogården(森の墓地) *気ままにおひとりさま初夏の北欧 その77 [*SCANDINAVIA/TALLINN '16]

初夏のSkogskyrkogården(森の墓地)
   *気ままにおひとりさま初夏の北欧  その77

冬は雪で真っ白だったけれど、芝生の手入れ中の初夏。
1.gif
瞑想の丘/Sigurd Lewerentz設計

重い荷物から解放されて、
2.gif
時折あくびをしながら、Slussen駅へむかう。
3.gif4.gif
ここ、こんなだっけ?なんて思いながらてくてく、駅前の広場にはマーケットのテント。
5.gif6.gif
グリーンラインの電車に乗って、Skogskyrkogården下車。
7.gif8.gif
緑がもしゃもしゃしてる。

菩提樹の並木道を抜けて、やってきたのはSkogskyrkogården(森の墓地)、
9.gif
むこうに小さく十字架(花崗岩)が見えるかな?(写真上)
10.gif
森の火葬場と礼拝堂/Erik Gunnar Asplund設計(写真上)、
11.gif12.gif
この日もいくつかの葬儀があり、鍵のかかった礼拝堂の中ではその準備が始まっていた。
13.gif14.gif
遺族はこの礼拝堂のエントランスから景色を見て、最後のお別れをするのだそう。
15.gif
この広場になった柱のところに、右端が少し内向きに曲がったベンチがある。
16.gif17.gif
それは、ここに座った遺族が隣に座った人を慰められるように、なんだって。(ベンチの写真がない(´∵`)・・・)

冬にも訪れたSkogskyrkogården(森の墓地)の、夏の様子を見たかった、というわけではない。
冬の北欧旅行後に、2009年に「森の中の石」というコンセプトで国際設計競技が行われ(匿名で審査)、
2013年に新しく完成した火葬場があることを知った。/Johan Celsing設計
それを見るために、再びここを訪れたのだ。

新しい火葬場は森の墓地内の、野生の木々が密生する起伏のある場所にある。
18.gif
墓地をぶーらぶらしながら、礼拝堂から150メートルほど離れている火葬場へ。
19.gif
あ、あれだ!、と・・・、あれ?足場??どうして?と、周辺をウロウロ。
20.gif21.gif
工事状況を記した小さな案内板を発見(2016/07月時点のもの)、どうやら改造、改修工事らしい。
22.gif23.gif
セキュリティの実装、そして2016年の7月から屋根と壁の工事をしていて2017年の春に完成のよう。
24.gif
残念・・・、また、いつか。

建物の外壁と屋根は煉瓦貼、周囲の松の木との相性がとてもよかった。
エントランスには大きな煉瓦の庇があって、きっとその下で会葬者が集うんだろうな。
煉瓦に覆われた表面に荷重を支えるためだろうか、大きな花崗岩の柱が1本あったよ。

Skogskyrkogården(森の墓地)を後に、駅まで角刈りの菩提樹の並木道を。
25.gif26.gif
この時は工事中だった火葬場、案内板どおりならもう工事が終わっているだろうな。
27.gif28.gif
見に行きたいなぁ・・・。

街中へ、移動。
つづく。

nice!(54) 
共通テーマ:地域

nice! 54

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。