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雨の斎場御嶽(せーふぁうたき) を、てくてくゆくよ。 *梅雨の沖縄、神の島。その4 [*KUDAKAJIMA 2017 June]

雨の斎場御嶽(せーふぁうたき) を、てくてくゆくよ。
 *梅雨の沖縄、神の島。その4

しとしと降り続く雨に濡れながら、
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少し急ぎ足で、斎場御嶽の森をてくてくゆくよ。

霧雨だった雨は、しとしと雨に変わる。
時折強くなる雨に打たれながら、斎場御嶽のチケット売り場、
斎場御嶽の駐車場がある、がんじゅう駅・南城にたどり着く。
斎場御嶽のチケットは、南城市地域物産館チケット販売所で。(斎場御嶽では買えないよ・大人(高校生以上)300円/1人)
ここには南城市の特産品やお土産、新鮮な地元農家の野菜やもずくなどが販売されていたけれど、
knäcke達にはそれらを見る時間はない。
とにかく急いでチケットを購入し、斎場御嶽までさらに約400m歩く。

安座間港から約30分、やっと斎場御嶽入り口に到着。
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周囲は深い森で鬱蒼としている。
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乗りたい船の時間を考えると、knäcke達にはそう時間がない、ここで使えるのは30分だ。

リュックを背負ったまま、入場。
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御嶽内へ入る参道の入り口、御門口(ウジョウグチ)、
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石段の右には6つの香炉(写真左下)、これは御嶽内にある拝所の分身とされている。
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雨のため、滑りやすくなっていることを知らせる案内板も。(写真右上)

御門口から森をてくてく、大広間や一番座という意味を持っている大庫理(ウフグーイ)。
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前面に石畳の敷かれた祈りの場(ウナー)。
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森をてくてく、この池は艦砲穴(写真下)、1945年の沖縄戦直後に、
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いたるところに艦砲穴と言われる砲弾でできた穴、戦争遺跡として保存されている。
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時間を気にしながら、雨の森を。
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「豊穣の満ち滿ちた所」、寄満(ユインチ)。(写真上)
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2本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を、受けるための2つの壺。(写真上・下)、
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シキヨダユルとアマダユルの壺、聖水の拝所。

そして、三庫理(サングーイ)。
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三角形の空間の突き当たり部分は三庫理(写真下)、
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右側の岩の上がチョウノハナ(写真下)で、それぞれが拝所となっている。
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そして左側、海の彼方には久高島を望むことができる。(写真下)
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三庫理は、左側の岩と右側の岩がバランスを取っていることから、
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「安定の場所」と言われているんだって。

もう行かなきゃ、時間がない。
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雨で滑る森の道を、早足でてくてく。

安座間港へ、とにかく急ぐ。
つづく。

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